あさひ/旅するロービジョン

実績

テレビ東京

木ドラ24「人は見た目じゃないと思ってた。」
視覚障害表現の監修・出演

テレビ東京様が2026年1月から放送した木ドラ24「人は見た目じゃないと思ってた。」は、ファッション誌の編集部を舞台に、見た目や価値観を描いたドラマです。

全盲のインフルエンサーが登場する本作で、私は視覚障害当事者のインフルエンサーとして監修を担当しました。脚本段階から対話を重ね、撮影セットへの助言、俳優の方への演技指導、映像の確認まで携わりました。さらに、主要人物であるインフルエンサーの友人役として出演しました。

日常の動きに、当事者の実感を込める

監修では、一つひとつの動作が実際の生活に合っているかを確認しました。たとえば自宅のシーンでは、家の中で白杖は使わないため、玄関に立てかけることを提案しました。

味噌汁をこぼす場面も、ただ手元がずれるのではなく、テーブルの上のお皿にお椀がぶつかる動きに。視覚障害があるから起きる出来事として単純化せず、その場面で何が起きたのかが伝わるよう、スタッフの方と相談しながら細部を整えました。

友人として寄り添う姿を、自分の経験から演じる

友人役を演じるときは、実際に急に目が見えなくなった友人を思い浮かべました。自分ならどのように支え、一緒に時間を過ごし、どんな言葉で応援するだろう。そう考えながら、初めての演技に向き合いました。

当事者としての経験を、脚本の検討から撮影現場での動作、映像の確認、出演まで一貫して生かしました。映像作品における視覚障害の描写について、物語の意図を大切にしながら、日常の細部にリアリティを加える監修や出演に対応しています。